「コロナになったら、5日間休んでもらうことになっている」
「だからコロナかどうか医療機関でPCR検査してもらってくるように」
「それまでは出勤停止」
と社員に言ってるところがある。
軽症で検査目的なので、医療機関は、当然、断る。
受診できない社員は、出勤できないから、困る。
だからって保健所に相談されても、もっと困る。
悪いのは、会社でも、社員でも、保健所でもない。
5類になったという「取り扱いの問題」でもない。
日本が「検査の適応」を話し合わずにスルーしてきた結果です。
「PCR検査を早期から沢山やれば予防ができる」としか言ってこなかったけれど、検査を沢山することは、何の律速にもならないし、予防にもならない。
だって検査はそもそも100%正しいワケじゃないし、無症状の人までいるのだしetc。インフルエンザの予防ですら「検査が大事」なんて言ってこなかったのに(むしろ臨床診断まであって、のべつ幕無しに検査してきたワケじゃないのに)、本当にどうしてコロナから「検査」を増やすことばかり言うようになってしまったの。
そもそも「どんな予防」をしたいのかによって「何が役立つか」が変わる。それに「どんな感染症でも100%予防する」ということが「生きていく上で正しい」ワケじゃない。
だからこれは
「何が感染症対策となって、何が重要で、どこまでやるか」という
そもそも論をスルーしてきた結果です。
日本の感染症対策が何を目指しているのか
私にはまったく理解できないままです。
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