「院内でクラスターが起こることも、患者が入院中・入所中に感染することも"防ぎようがない"ことを"住民にも"理解してもらう必要がある」
と、ようやく県の会議の場で言う人が出てくるようになった。
本来はこの内容を
アドバイザリーボードが、感染研が、感染症専門家が、言わなければならない。
政治家に、これを言わせなければならない。
ADB、NIID等は「立場上、言えない」とは思うけれど、じゃあ「あきらめて受け入れろ」と言わずして、どうやって医療提供体制を維持していこうと言うのか。住民が「感染を受け入れない」から、どの病院も施設も「感染を受け入れない」、そんな姿勢でいたら結局、患者は誰が診ると言うのか。
3年間、この答えを聞いたことがない。
「立場上、言えないから、保健所に言わせる」とか、なんとな~く「そういう空気になるまで待つ」って、本当にズルいと思う。誰かがやってくれると思っているのだろうか。normative functionを果たせてないじゃん。
仕方がないので、これから入院・入所の同意書には
「□入院・入所中にコロナに感染する可能性があります」
と書くことをオススメする。
医療提供体制を維持させるために必要な手段だが、こうやって末端で尻拭いしないと医療を維持できないなんて、情けないったらありゃしない。
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