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2023年4月13日木曜日

院内で患者が感染したら、家族から怒られる

入院を受ける医療機関から言われた
・院内で患者が感染したら、家族から怒られる
・院内で患者が発熱したら、家族からコロナ検査しろと求められる
・院内で隣のベッドがコロナ+になったら、無症状でも家族から検査を求められる
・あとで症状が出て検査すれば「なんでもっと早く検査しなかったんだ」と怒られる
・家族からは「補償しろ!」とまで言われる
・だから、家族の面会なんてずっと禁止にしてほしい
・だから、症状が続いている患者はずっと隔離してほしい
・だから、院内の隔離解除前に検査も継続してほしい
・だから、入院時スクリーニング含め、検査はずっとしてほしい
・病院だけで考えてコロナ対応やるのなんてムリ。
・個室対応できるほど個室はない、かといって4人床も限界があるから、専用病棟に入れるしかない。
・そうするとスタッフに負担がかかるし、稼働ベッドが減るから、受入制限せざるを得ない。
・専用病棟が一杯になったら、それ以上は受入できない。
・院内でスタッフが感染したら1週間休むことになるから、なおさら対策を緩められない
・行政が「やるな」と言わない限り、病院は厳しい対応を続けることになる。
・「入院したらコロナに感染するかもしれないけれど、あきらめてくださいね」と住民に言えるようにならないと、対応を緩められない。
・なんで国や感染症専門家は「感染することをあきらめろ」と言わない一方で、対策を病院任せにするんだ。ズルい。
・中国のほうが、よほどメリハリがあって最高だ。
・病院が対策を緩めなければ、地域では入院困難・搬送困難がまた出るだろうが、知ったことか。そういう困難が起きないと、変えていけないだろう。
・また医療崩壊が起こって、メディアが騒いで、同じことが起こればいい。そうしないと変われない。

言葉遣いは荒いし、我々としては正直「検査を続けてベッドを埋められ続ける」のは困る。
でも、目指しているところは、実は同じだったりします。

「コロナに感染することを諦める」

これを"国民的な合意"にしなければ
医療提供体制は維持できませんよ。
中途半端に「対策を」と言われても、
泣きを見るのは医療機関であり、住民であり、保健所です。

ちなみに保健所は、医療機関からも患者家族からもクレームを受け続けています。

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