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2022年11月7日月曜日

9割の発熱患者は、医療を提供する必要がない

「想定される発熱患者を"すべて"受ける体制を作る」という発想を捨ててほしい。

・発熱外来が足りないから、特設外来を作る
・特設外来が足りないから、オンライン診療をする
・オンライン診療が足りないから、検査会場を作る
・検査会場が足りないから、自主検査を配る
・自主検査が足りないから・・・

こんなことをしてもキリがない。

国がいまさら「想定される患者数と、診療能力の差分」を計算して、カバーできる体制を作れ、っていうけれど、そもそも「カバーしなきゃいけない」という発想を、捨ててほしい。
この2年間、そーいうシステムが「足りた」ことなんて一度もなかった。毎度毎度、試算させられては、下手な対策をさせれらてきた。

インフルもコロナも「本当に受診が必要な人」だけを受診させられる「トリアージ機能」を充実させてほしい。
発熱患者を全員さばくことを前提にしていては、結局、トリアージ機能すらままならないことを繰り返してしまう。

医療は、必要に応えるものであって、需要に応えるものではない。
医療機関はコンビニじゃないんだよ。

9割の発熱患者は、検査も受診も不要で、家で寝ていれば治る。医療を提供する必要はない。
「発熱患者の受診フロー」なんて作って、下手な需要を喚起しないでもらいたい。

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