「コロナ死者数」という数は
コロナ「で」死んだ数、ではなく、「コロナ療養中に死んだ数」なのに、どうにも正確に伝わっていません。コロナ死者数を単純計上されて「だからコロナはヤバイ」という安易な結論を導いてしまっています。
死因は、正確には分かりません。
死亡診断書にガン、老衰、心不全、肺炎、コロナなどなど書かれますが、本当のところは誰にも分かりません。
ゆえに、コロナが死者数を押し上げた原因になったかどうかは、「超過死亡」を計算する必要があります。
それでも、事は単純ではありません。
ある特定の地域が、例年から予想される死亡者数と比較して、有意に死者が多くなっていれば、それは「何かが原因で死亡者数が増えた」と言えます。戦争や自然災害があれば死者は増えますよね。これが超過死亡です。ただし、超過死亡が確認されただけでは、その原因は分かりません。だって超過死亡は「数」しか語っていないのですから。
超過死亡の原因は、例年にはなかった「何か」のイベントだと考えられますので、いまの日本で考えられる原因はざっと3つです。
1.コロナが死亡の引き金になったのか
2.コロナワクチンが死亡の引き金になったのか
3.コロナ対策が死亡の引き金になったのか(受診不可、入院不可、自殺増加、持病の悪化など)
1-3は「例年にはなかったイベント」です。
この中のどれに当たるのか、は、丁寧に見ていく必要がある骨の折れる作業です。
超過死亡の原因は、1つとは限らない、2つ、3つ重なっている可能性もあるからです。
ただ、原因を考えるヒントとしては「年代別超過死亡」が有効でしょう。
年代別にすると数が減るので、解析がより困難になりますが、都市部や全国の合算値でもいいので、本当は年代別の超過死亡が知りたいところです。
年代別に対策を考える上でも「年代別超過死亡」を出してくれないかなあ?
すべての死因を含む超過・過少死亡数の算出に関するQ&A(2021年3月5日時点版)
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