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2022年2月11日金曜日

残念ながら、あと1か月前後で、第6波が終わる

世界中でオミクロンがほぼ同時流行している中で
どの国も2か月くらいでピークアウトするのはなぜだろう?

ワクチン3回目のおかげ?
感染対策のおかげ?

・・・んなワケなくない?

どの国もまんべんなく3回目が打ててるワケがない
どの国もまんべんなく感染対策できてるワケがない
ピークアウトは「対策の効果が表れた結果ではない」。

日本は
オミクロンの流行の入りが遅かったので、時期はちょっとズレている
クリスマスから多くなった他国に対して、日本は正月明けから多くなった。

時期がちょっとズレているのは、流行の入りが遅かったせいである
第6波の収まりが他国に比べて遅いのは「3回目が打てていないから」ではないし「感染対策ができていないから」ではない

どの国も2か月くらいで終息に向かってる
つまり日本も放っておけばあと1か月くらいで第6波が終わる

沖縄がピークアウトしたのは、ワクチン3回目の「効果ではない」とはっきり言えるし、感染対策のおかげでもない、とはっきり言える
なぜなら、まだワクチン3回目なんてほとんど打ってないのだし、感染対策は何も変わっていないのだから。

デルタがピークアウトしたのもワクチン2回目の効果ではなかった
なぜなら、ワクチン2回目が浸透するよりもピークアウトが先だったから。

それでも、感染症の取り扱いや、システムの変更には舵を切ることなく
"ワクチン3回目を早く"としか言うことができずにいる

ピークアウトしてしまい、第6波が終息に向かい始めると「乗り切った、対策の効果があった」と言われてしまう
ワクチン、まん防、緊急事態宣言、濃厚接触者調査、こういうものの「効果」があったことにされる

それがとても癪に障るから、ピークアウトしなくていいって思っている
ぜひピークアウトせずに「もうどうしようもない、現状を受け入れるしかないんだ」と考えざるを得ないようになってほしいと思っている
そうでもしなければ、システムが変わらないから。
下手に乗り切ってしまうと「乗り切ることができた、頑張ればできる」ということにされてしまうから。
感染症の取り扱いは同じまま、システムも同じまま、やることも同じまま、第7波でも同じことを繰り返すことになるから。

実際
感染者が増えて調査不能にならなければ、無意味な調査を削減することはできなかった。
病床がオーバーフローしなければ、病床を拡げることはできなかった。
たくさんの犠牲を払わなければ、次の犠牲を防ぐことができなかった。

だから「できなくなる」ことでしか、システムを変更できないのなら、もっと「できなくなる」状態が続いてほしい、と思っている

でも
このままでは、システムを変更できず終わってしまう
残念ながら、あと1か月前後で、第6波が終わる

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