このブログを検索

2022年2月5日土曜日

コロナが「場所」や「集団」や「行動」でくくることができる感染症なら、とっくに終息してる

「若い人の感染から、幼児や高齢者に移っている」という"分析"がなされているが、"移って"なんかいない。そこを"拾っている"だけだ。

一瞬を切り取って対策を乱れ撃つからこうなる。大局観とは真逆。

いつもそうだ。
「家庭内で広がっている、教育現場で広がっている」
「職場で、寮で、イベントで、施設で」、うんぬんかんぬん。

実際には、若い人の感染がなくなったワケじゃないし、幼児や高齢者の感染が以前はなかったワケでもない。そして、これから何度も色々な場所で感染は繰り返される。

もしコロナが、そんな「場所」や「集団」や「行動」でくくることができる感染症なら、とっくに終息してる。ターンオーバーが早くて、キーワードではくくることができないからこそ、感染は繰り返すのだ。

それでもまだ「ゼロコロナ」とか「抑える」とか言ってる。

最近は、検査陽性率60%越えだが「感染が増えたから陽性率が高い」って思われている。でも、ちょっと冷静に考えてほしい。そんなに高い陽性率って、おかしくね?って思ってほしい。検査の適応をしぼっているから、陽性率が高くなる、という超あたり前の結果に、思い至ってほしい。

検査キットが足りない、検査希望者が多い、みなし陽性がある、そんな状況では、検査前確率が上がりに上がっているのだから、陽性率なんて高くなってあたり前で、なんの指標にもならない。
「陽性率」を何かの指標として用いて良いのは「すべて検査した場合」あるいは「ランダムに検査した場合」であって、事前確率が高い今の陽性率を"解釈"しようとしてはならない。そんな解釈は、ほとんど詐欺で、虚偽だ。

こんな風に、現場で対応している身には、至極当然のことなのに、感染症専門家や疫学専門家は「見ているデータの"分母"が間違っているかもしれない」とは思わないのだろうか。
導き出した分析結果が「そもそも間違っているかも」という自制は、働かないのだろうか。
「得られた、それっぽいデータ」ばかり見ている、そこから"傾向"を"分析"して"対策"を講じている、が、データそのものが偏っているので、出てくる答えも偏っている。
本当に迷惑。

そのデータ、"分母"を間違えてますよ。
得られたデータは「悉皆調査の結果」だと思っていません?

「学校での感染が多い」っていう報告を受けたら「本当に学校での感染が多い」って、思っちゃっていません?そんなもの、所属がある人に、検査を誘導すれば、その所属の陽性者が増えて当然じゃないか。
ホントに何してんの疫学は。

高校生から部活をとりあげ
中学生から部活をとりあげ
小学生から校庭での遊び時間をとりあげ

リコーダーをとりあげ
調理実習をとりあげ
合唱をとりあげ

マスクのみ強制する

次は卒業式でもとりあげるのだろう

去年と同じことをしている

夜の街を叩き
パチンコ店を叩き
スポーツ大会を叩き
音楽フェスを叩いてきた
同じ構造をただ繰り返している

やった対策の効果判定なんてしないくせに。
こんなものの、どこが学問なのやら。

天気予報のほうがまだ当たる。

0 件のコメント: