2017年から生活の中にランニングを入れられるようになりました。
継続できるようになったきっかけが3つあります。
・朝ラン
・月200km目標
・身体がどう変化するかに注目してみる
今回は「身体がどう変化するかに注目してみる」について書きます。
そもそも走ることが好きではなかった私が、どうして走ることへの興味を持続できるようになったか、という話です。
そうです。興味の対象を「走ること」にしたのではなく、「自分の身体」にしたことが良かったようです。
私はもともと走ることは好きではなく、特に苦しい思いをしてゼーハーゼーハーしながら走り続けることはイヤでした。こんな気持ちでは、走りに行こうとするだけでイヤになってしまいます。マラソン大会がイヤな理由と同じですね。
ただ、「月200km走る」の記事を読んだときに、思ったことがありました。
一般市民が月200kmも走るとケガのリスクが上がると書いてあるけれど、いや、そもそも月200kmも走れる身体って、どんな身体なんだろう。マラソン選手とか?
走った暁には、身体はどうなってるんだろう。ウエストが細くなったり、体重が落ちたりするのかな。
そのように思っていると、自然と湧いてきた考え方があります。
苦しいことが苦手なら、苦しくなければいい。
ゼーハーゼーハーするのが苦手なら、ゼーハーゼーハーすることに捕らわれなければいい。
このように考えると、朝ランはお稽古の気分で、苦しくない走り方をするようになりました。
ゼーハーゼーハーするときは、いまゼーハーゼーハーしている「私」に注目するのではなく、そんな私を一歩引いて見ている「私」に注目するようになりました。
自分の身体で、実験をするようなものになったのです。
それが「身体がどう変化するかに注目してみる」ということでした。
走っている最中は、これはお稽古だ、とか、これは実験だ、と思って走ります。走っていないときは、たとえば昨日の自分と今日の自分で、身体に何か変化はあったかしら、と思ってみます。
実際に継続して走るようになって、変化したこともありますし、変化しなかったこともあります。
<変化しなかったこと>
・体重。62-63kgのまま。
・ウエストは変化してない(っていうか浮き輪はとれない)。
・足が速くなった、とは思えない。
・血圧は変わらない(健診ではいつもやや高め)。
<変化したこと>
・ごはんがおいしい。食べる量が増えた。
・にきびが減った、肌の調子がよい気がする。
・腸の調子も良い気がする。
・O脚が少し改善した気がする。
・心拍数が下がった(60bpm以下)
・肺活量が増えたと思われる(5000ml以上)
・ふくらはぎの形が変わった。
・ケガもした。
振り返ってみると、長期的な変化はざっとこんな具合です。
数字で測ることができる内容は変化が分かりやすいですが、そこはあまり大事な点とは思っていません。
「身体がどう変化するかに注目してみる」ことの最も大事な点は、まさに走っている最中に何を考え、何を感じて走るか、にありました。走る時間が、自分の身体と対話する時間に変わって、苦しさや頑張りから解放されたと思っています。
これが、私が走ることを継続できるようになった3つ目のきっかけです。
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