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2021年8月13日金曜日

感染の災いよりも、大きすぎるコロナ対策の代償

 人手が足りない
コロナ対策室を作っても、もう足りない

通常業務を削りに削って、コロナ対応に人を送り出し
保健所機能を崩壊させても、なお足りない

積極的疫学調査も
濃厚接触者調査も
陽性者の健康観察も
もうムリだし
全然効果ないし
意味ないし
本当に不毛だ

って、このくだり
いつまで、何度、繰り返せばいいの?

・治療薬(デキサなど)
・ワクチン接種率(全国34%)
・人流抑制(地域差が大)
・入国制限(中途半端)
が、流行の抑制に”効果的であるはずだ”
なんて、本気で思ってるの?

治療薬なんて事後処理だし
ワクチンなんて集団免疫にはほど遠いし、実現の可能性は不明だし
人流抑制も入国制限も他国がやったけど、その結果を見てみろよって話だ
ロックダウンが有効な最終手段になったか?
入国制限した国のその後は?

これは感染そのものの災い度よりも
コロナ対策による代償が大きすぎる

べつに「感染が拡大する要因をまだ何か見逃している」と思うことは自由だけれど
だからと言って「感染の拡大は何よりも赦されない」と考える根拠にはならない

そもそも
いつまでもゼロコロナを目指していないで
いつまでもコロナの抑え込みを優先しないで
その「価値観」を疑ってほしい

感染を一切許容しない、という態度では、何も得ることができない
この騒動を作っているのは、感染症対策そのものだ
と、いいかげん自覚してもらいたい

「感染症対策」って言えば、なんでも優先されて、なんでも許されると思ってるでしょ?
私は、この騒動は「感染症対策」という言葉の免罪符をかぶった「歴史的犯罪」だとすら思っている

ただ、残念ながら日本には、この感染症の取り扱いを決定する権限も度胸もないので(意思決定を世界に発信することができないので)
アメリカやEUがコロナの取り扱いを変更するまで、日本もそれに倣って過ごすしかないのです
だから、すべてはそれまでの「時間稼ぎ」なので、日本は「いかに軟着陸させるか」だけを考えればいいのです
でも、このままでは軟着陸どころか、自らハードなタッチダウンを決めにいこうとしています

すでに墜落している人も出ているというのに。

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