http://www.jata.or.jp/dl/pdf/data/syouni_tebiki.pdf
↑「小児結核診療のてびき」が、はじめて作られました。
というよりは、今まであったガイドライン等が分かりやすい形で集約され、今後のスタンダードになっていくものを、念願かなってようやく発表することができた、というところです。委員の先生方、おめでとうございます&ご苦労様です&発表してくださってありがとうございます。
小児結核は、決して簡単ではないし、ややこしいこともあります。症例が減って経験値だけで語ることもできなくなっています(たとえ症例を集めている病院であっても)。そんな中で、この「てびき」は、医療関係者が同じ方向を向いてこれからの小児結核対策を団結して進めていくための第一歩です。みんな迷いながらやっている中で「うちはこうやるのがルールだ」と吠えたところで、井の中の蛙になってしまいます。
川崎病の治療等が長年かけて集団の努力で標準化されていったように、小児結核対策も集団の努力で標準化されていく第一歩です。小児結核は、簡単ではないし、ややこしいからこそ、協力して「てびき」をより良くしていけるといいですね。
(あ。医療関係者で小児結核症例で困ったら、徳永先生のところに相談するのはとても良い手段です。あんまり宣伝しても先方に迷惑ですが、ハードル高くないです。)
↓また、このような会が開かれるそうです。
「第2回東海地区小児結核対策検討会」
日時:2018年12月8日 15時~17時
場所:だいどうクリニック5階講堂
対象者:小児科・結核診療などに携わる医療関係者、行政機関関係者
問い合わせ: 052-611-6261 だいどうクリニック 光田さん
首都圏と関西ではすでに定期開催されているそうですが、中部地方では2回目です。私は去年も行きましたが、今年も行きたいと思っています。
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