レース振り返り:2025年6月15日: SAPPORO★テイネトレイル2025スーパーロング50km
<記録>
8時間26分19秒(34km地点:5時間44分:これは34km部門の80位くらい)
総合67位/113人出走中
男子60位/100人出走中
男子40歳代25位
<制限時間>
50km 10時間(朝7時スタート、最終17時終了)
<距離>
大会発表:50km、約2800mD+
測定距離:49.83km、3025mD+
「測定距離」のほうが大会発表より長い累積標高になるのは珍しい。そして比叡山インターナショナルトレイルと同じく、距離は正確に50kmありました。34km部門も、距離は正確です。
<靴>
nnormal tomir2.0 2024
<走り>
SAPPORO★テイネトレイル2025、友達に誘われて走ってきました。初めての北海道でのトレラン、もし友達に誘われていなかったら参加しようとは思っていなかったでしょう。
50km部門は、手稲山を3回上ります。獲得標高は3月の比叡山より約1000m低いので、1時間早い8:22を目標としていたけれど、4分オーバーしてしまいました(詰めが甘い)。約20km地点のゲレンデダウンヒルで、あれ?膝が痛い?と感じ始め、3月に痛めた膝が治っていないことを実感しました。悪化するなら1周目でDNFしようと考えたけど、ゲレンデのダウンヒル以外は痛くなかったので、ゴールまで行けました。ただ、痛くなるのはやっぱりフォームが悪いんだろうな、課題がまた1つ見つかりました。
手稲山に登る2回目のアプローチで「ロックガーデン」という場所を通ります。私はここがいちばん嫌でした。岩だらけで 、もし雨だったらと思うと恐ろしい。ハイカーさんがここを下ってくるのですが、けっこう危ないコースです。50km部門の手稲山3回目は、1回目と同じ直登を行きますが、「ロックガーデンじゃなくってよかった」と思いました。
<暑さ対策は必須>
必須、というか、脱水にならないように、しっかり水分を摂取し続ける必要があります。脱水による吐き気で走れなくなった人もいたし、足が攣った人もいました。私はハンガーノックよりも脱水が怖かったので、飲み続けました。それでも数回足が攣りそうになったし、ゴールした後で靴下を脱ぐときに腹筋を攣りました。スタート時に水1Lを持ち、エイドでは水分を沢山摂取しつつ、毎度フラスクを満タンにすることをお勧めします。
<装備:必携品の特徴>
・ストックは自由だが、ゴムキャップ必要。
走れるトレイルなので、持っていない人も多かったけれど、ゲレンデの登りもあったりしてストックがあると速く走れるとは思います。私は使いませんでした。
・北海道といえば熊=熊鈴必須
近年、さまざまな熊のニュースを耳にします。大会で熊に遭遇したら、もう次の年は大会がなくなってしまうのではないかしら、と心配しています。そして何より遭遇するのが怖いので、熊鈴は必須です。熊がいるから、北海道で夜間走ることはできない=100マイルレースは無理なのだろうと思います。
<コースと景色>
テイネトレイルは「走れるトレイル」で、「急登」といってもバーティカルほどではなく、高速レースでしょう。それほど眺望は望めるワケじゃないけど、トレイルがとても気持ちよく、長い林道の下りも飽きませんでした。北海道の植生が目の保養になります。そう思いながら走ると、50kmがあっという間でした。
ただ、マーキングが少な目で、前後に誰もいなくなる時間帯があったので、自分としては珍しく1回ロストしました。 時計にGPXデータを入れていたからすぐに復帰して事なきを得ました。
50km部門は、34km部門のゴールを一度通ります。その時点で調子が悪ければDNFできるのですが、ゴールまで行くためには34km部門のゴールが盛り上がっているのを横目に見ながら、再度出発せねばなりません。50kmで本当に速い人は34kmがまだゴールしていないときに進めると思いますが、私くらいの走力では34kmの選手に抜かれます。ということで、後ろ髪を引かれるのを振り切って先に進むメンタルが必要だと思います。
<エイドと記念品>
・エイドには「北海道ならでは」というような特徴はありません。でも必要にして十分な水分、補給食は置いてあります。エイドスタッフはとても協力的で、大変助かりました。手稲山の山頂には私設エイドの方もいらっしゃって、暑い中とても大変だったと思います。
・記念品Tシャツ
16km、34km、50kmの部門ごとにもらえるTシャツの色が異なっているようです。色はともかく、Tシャツの素材がよくある化繊ではなく綿でした。これが珍しいので、個人的にはとてもうれしかったです。
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