第7波はこれで終了。
で、冬になれば同じことを繰り返すので、もういい加減、やめましょう。
ということで、県の会議で述べてきた意見です。
「施設が患者を看ようともしない」とか「医療機関が連携施設を見放す」とか「二次救急がコロナ患者を端っから断る」とかを、会議で言うと、こうなります。
↓
<第7波までの経験から残っている課題>
第8波やポストコロナに向けた体制整備のために、課題だと考えることを述べます。
1.行政の福祉部局の体制整備の強化
第7波までのコロナ対応の経験から、集団感染リスクが高い高齢者施設では、医療と介護の提供体制の整備が重要だと考えます。第8波に備え、高齢者が入所する施設において、医療機関との連携をさらに強化しつつ、施設内で療養できる体制を整備することが必要です。
「あまたある高齢者施設への継続的な指導」という観点からいうと、保健所による支援には限界があります。一方、施設は生活の場を提供しているので「感染症への対応も介護サービス提供の一環」と捉えて、施設運営をしていただきたいところです。そこで、指導監査の権限がある福祉部局が、高齢者施設に対して主体的に助言・指導する体制を整備することが不可欠だと考えています。
2.二次救急病院のコロナ患者の受け入れ体制の強化
コロナウイルスの性質が変化して重症患者が減り、多くの方が軽症で済むのようになってきました。ただ、たとえ軽症患者であっても、救急医療の現場では、いまだに三次救急に患者が集中してしまっています。このままでは、第8波でさらに患者が増加する場合には、三次救急が三次救急としての役割を果たすことができなくなってしまいます。
救急医療の適切な運営の観点から、コロナ患者であっても、そうでなくても、二次救急病院も本来の役割を果たせる体制を整備する必要があると考えています。法律上の取り扱いはまだ変更されていませんが、通常医療の延長でコロナを診ていく体制を作る必要があると考えています。
3.県が一元化しろよ、とか、交付金やめろよ、とか、何がオール愛知やねん、とかは、今回は見送りました。
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