レース振り返り:2022年3月27日:OSJ新城トレイル2022
<記録>32k部門
出走668人完走612人中194位(男女総合)上位29% タイム:6時間23分21秒
<GPS距離>
29.42km、2574mD+
計測上、大会名にもなっている「32km」の距離はないように思えるけれど、実際に走っていると、あまりに急勾配が多く、その間にどれだけ進んでも距離のカウントが伸びない気がする…。時計は、垂直方向の移動距離を計測するのが苦手なんじゃないかしら。
<靴>
salomon wings sky。新城トレイルこそ、ラグが深くてグリップがよく効くskyが理想的です。
雨や水たまりがある日には、靴の中に入った水が外に出ていきにくいGore Texはオススメしません。その点においてもskyはバッチリです。
<昨年の反省を活かしたこと2つ>
1.昨年はこの大会で脱水になった。今年はそれを避けるために、10kmで最低500mlは飲むようにしていた。水分補給は計画的にできたと思う。たぶん2L弱飲んだ。
エイドワークは水分補給のみで、ムダにした時間は少ない。これ以上のエイド滞在時間の短縮を目指すのなら、1回だけ行ったトイレをやめることくらいだろう。時間にして1分半くらい。
2.昨年はこの大会でカフェインを摂り過ぎた。「日本で最もきつい32km」と聞いてビビッていたので、カフェイン入りのジェルを摂りすぎて、帰宅後、寝られなくなった。
今回は一つだけカフェイン入りジェルを持っていったが、結局使わなかった。味があまり好きではないしね。
3.岡崎→新城のスケジュールは、中1週間となる。この間のリカバリーを去年はトレーニングでつないだが、今回はほぼレストでつないだ。その結果、脚は95%くらいの状態で臨めたと思う。
<補給:失敗した>
いままでは、よくchallengerのジェルを使っていた。その他、amino saurusや、トップスピード、マグオンを使った。値段から言うとchallengerのジェルがコスパ良いのだが、味がイマイチ好きになれなかった。
そこで今回は、Honey Stingerのジェルと、メダリストを使うことにした。
メダリストのジェルは美味しかった。今後も使っていきたい。
しかし、Honey Stingerで失敗した。詳細は「走り」に記載します。
<走り>
・全体的に、ゆっくりと、調子を確かめつつ、怪我しないように、最後まで潰れないように走った。
・スタート時点で、去年よりやや後方に位置していた。スタート直後はスムーズに動き出したが、トレイルに入るところで渋滞にはまった。去年はそんなに渋滞に巻き込まれなかったのに、今年は渋滞だった。
この渋滞は、直後の登りだけでなく、下りでも影響してくる。私は周囲より下りが速いのに、前がつまって抜くことができなくなってしまうからだ。来年は、トレイルの入り口までにもっと前方に出ておきたい。
・距離感があったので、その点は「いつ終わるんだろう」とばかり思っていた去年よりはラクだった。
・ダウン、ダウンのイメージで、登りも下りも行けたと思う。しかし、結局は後半の下りで、両脚のふくらはぎを攣ってしまった。カーフを巻いていたのに攣ってしまい、ひょっとして私はカーフしないほうが良いのかしらと感じている。
・今回の走りに最も影響があったのは「補給の失敗」だった。Honey Stingerは美味しいので、その点はよかったのだが、4時間過ぎの地点で補給をしたら、突然、血の気が引いて、走りながら気持ち悪くなってしまった。これは味が合わないとか、胃腸の調子が悪くなったとかではなく「濃いものを大量に摂取しすぎた」せいだと思われた。なぜなら、ちびちびとHoney Stingerを摂取するのは問題なくできるから。
一気に沢山のHoney Stingerを飲み込んだ。そこで、濃いものを消化するために、血流が胃にもっていかれた。その結果、頭に血が回らなくなり、気持ち悪くなって、走れなくなってしまった。
これは時間が解決するだろう、と思われたので、仕方がなくゆっくり進んだ。5時間を過ぎて、ようやく復活し始めた。この1時間のペースダウンはイタイ。せっかく走ってきて、ひょっとしたら6時間切れるかなと思っていたところだったので、残念だった。このペースダウンが響き、6時間を23分もオーバーする結果となった。
・また両足首をグネッてしまった。急な下りでグネるのではなく、脚が疲れたときの何ということもない下りでグネる。大怪我にはならず、すぐリカバリーできるけど、いつか怪我につながりそうで何とかしたい。足さばきのリズムが悪いんじゃないかと分析している。ターン、ターン、ターン、ではなく、タターン、タターン、タターンにしてみよう。
<テーピング>
足首の左右ブレ防止だけテーピングした。ふくらはぎにカーフを巻くよりも「必要最小限のテーピング」にしたほうがいいかもな。
今度はグネリ防止のために、腓骨側には長いテーピングしてみよう。
<テングダーム>
・指趾の間にも塗ったおかげで、豆や靴擦れは起きなかった。足裏は綺麗なもんです。
・陰部にテングダームを塗り忘れた。
<その他>
「濡れタオル」「汗拭きタオル」を忘れた
スタートダッシュすべきだった、渋滞に巻き込まれるとタイムが出ない
コンタクトは現地ではめればよかった→手洗い水があればできる
メガネケース必須
濡れた荷物を持って帰るバケツ。
<来年に向けて>
・目標:6時間を切る!
・水分10kmごとに500ml以上。
・試走は大切。
このルートは寂しい、景色も良くない
ゴツゴツ岩や、木の根むきだしのダウンヒルがハード
そろそろ終わりかなと思ってからが長い
だから
リズムよく登り、リズムよく下ること
特に下りで視野を広くすること
コースは長めに考えること(棚山高原おわったら「あと半分あるぞ」くらいの気持ちで)
そして「長く走る」気持ちで挑むこと、岩も走り続けること
レースでは周囲に気を配ると辛さが紛れる
0 件のコメント:
コメントを投稿