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2022年3月23日水曜日

「コロナを抑制する」という残酷な言葉

「ゼロコロナを目指す」とか「コロナの感染拡大を抑制する」という医者、感染症専門家は「残酷なことを言っている」という自覚はあるのだろうか

1.「ゼロコロナ」は、全世界がゼロコロナを目指さなければ達成できない
2.それぞれの国は、他国からのコロナの流入を止めないと、感染抑制できない
3.日本は、海外からの流入を0にしなければ話にならない。それをさらに長期間続けることになる

ゼロコロナを主張するのなら、日本国内に対してだけ「ゼロコロナを目指して頑張れ」と言うのではなく、全世界に向けてゼロコロナを目指してくださいと論理的に主張して、説得できてからにしてほしい。
そんなことは、いくら日本国内でだけ頑張ったところで不可能で、この2年間で証明済みである

そして、この現状を知ってなお「感染拡大を抑制する」というのは、独善的で身勝手な"感染症対策"で、専門性の傘の下で許されるものではない

これは本当に古いパターナルな医学の考え方と同じ構造をしている

1.現代医学では治療不能な状態におちいったガン患者に対して、まだ頑張りましょう、まだガン細胞を叩くことができます、と言い続ける
2.感染はコントロール不能な状態におちいった社会に対して、まだ頑張れます、まだ手段はあります、最後まで闘いましょう、と言い続ける

上記のように「ムリだと分かっていて、でもまだ患者に"治癒"の希望を持たせる」のと同じ構造です
その希望にすがっている患者は、ゼロコロナを期待したり、感染が怖い、と言うけれど、それは医者がそうやって洗脳してきた結果です
医者が「自分が信じる現代医学」の狭~い価値観を患者に押し付けて、従わせた結果なのです

「ガン=転移したら負け、コロナ=感染拡大したら負け」という構造は、医者が勝手に作ったものです
そんな医者の都合でしかない"治癒"の状態を、患者はもう求めていません

コロナの医者や感染症専門家は、この期に及んで「まだ頑張れ」と言い続ける
まるで昭和だ

これは本当に残酷な言葉である
という自覚は、ないのでしょうね

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