ワクチン接種いつ、どこで? 仙台・高齢者の問い合わせ殺到
2021年04月06日 06:00 河北新報
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国は「クーポンを発送しろ」と言っているだけで
案内文や予約のスケジュール周知については何も言っていないので
国が言う通りにやると「クーポンを送る」だけになる。
でも
クーポンを早く送っても、そもそも予約を受け付けることができなければ
「『早く送るパフォーマンス』になるだけだ」と、分かっているので
わざと送らないんです、自治体は。
繰り返します。
わざと、送らないんです。
印刷したクーポンが納品されても、わざと寝かしておくのです。
だって、この記事のようになることが、分かっているから。
でも、一般的な反応は
「うちの市町村は、まだ何も送ってこないよ」
ですよね。
担当は分かっていたはずですよ
「クーポンを早く送っても、混乱を招くだけだ」って。
それでも3/31に一斉発送しちゃったのは
「市長がやれって言った」とか
「議員から圧力があった」とか
「印刷が止められなかった」とか
「担当の仕事量が多すぎて、小出し発送できなかった」
あたりが理由でしょうね
予約を取れないのも、集団接種会場の案内がないのも
ぜんぶ「決まっていないから、案内できない」のです。
「案内できない」のに、クーポンだけ送るワケないじゃん、フツーさ。
それでもクーポンを送るように決定されたなんて
担当が可哀想すぎる。
仙台市の規模では今後
「紛失した人のクーポン券の再発行」
が続出するので、本当に手間なはずです。
接種会場にクーポンを持ってこない人も続出するでしょう。
コロナワクチン担当者の精神が病まないことを祈ります。
委託したコールセンターが苦情を全部受けてくれたらいいけれど
受けきれない分は窓口にも当然、市民からの苦情は来ますね
曰く
「クーポンを紛失した、電話で予約したい、オレの順番はまだか」
「会場が遠い、都合が悪くて行けない、もっと早く打ちたい」
「2回目はいつだ、それまでに死んだらどうしてくれる」
「持病があるが打てるのか、かかりつけ医で打てないのか」
「お金はかかるか、他の家族も一緒に打ちたい、孫がおるだ」
etc。。。
国が考えるV-sysやVRS、事務連絡を見るにつけ
国は「ヒューマンエラーを考慮しなさすぎ」
だと思っています。
別の言い方をすると
「大臣が言えば、末端まで一糸乱れず機械のように動くものだ」
と、大臣自身が思っていることでしょう。
国は、市民すら兵隊のように動く、と思っている。
自治体からは、国がそんなふうに見えるのです。
あーあ。
何もかもコールセンターに委託できたらな(ムリだけど)
何もかもカネで解決できたらな(ムリだけど)
デジタル庁が聞いて呆れる
国は、ワクチンに関しては
「カネは出します、じゃんじゃんやってください」
なんて言うけれど
人生、カネで買えるものなんて、わずかなのにね
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