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2021年3月2日火曜日

1100箱ぜんぶ東京で使えばいい


1箱195バイアル、1バイアルは6回分、1人2回接種、で計算すると
1100箱=64万3500人分のワクチン。

さて、国はこれを「高齢者向けに全国一律に配る」ときた。

うちに来るのはこんな感じ
4/5の週:60人分
4/12の週:300人分
4/19の週:300人分
合わせて660人分:人口の0.17%分

こんな微々たるワクチンをもらっても困る、本当に困る。

・接種券を発送する→誰に?
・予約を受け付ける→誰の?
・接種会場を設ける→どこに?

三重苦。

もめる。
ぜったいもめる。
しかも手間がハンパない。

国の半端なロジのせいで
せっかく個別で可能になったとしても
集団に準じてやるしかなくなる

大臣は「各自治体でやってもらって構わない」なんて言ってるけど
こういうのを我々は「国からの丸投げ」って言うんです
1バイアルしか貰えない自治体なんて、どうすりゃいいのよ?

そもそも、こんなに「広く薄く」やって、効果あるのか?
国は通知で「市町村内で一部地域の住民に限定して接種しても構わない」って簡単に言ってくれるけど、市町村が選別の泥を被るってことです。
最初から国が「東京に限定します」って言えばいいのに、と思うわけです。
「訓練だ」なんてエラソーな言い訳をして、批判をかわそうとせずに。

相田みつをが
「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」
と言っているとおり
本当はぜんぶ東京で使えばいいと思います

それでも東京の人口の6%にしかならないけど
こういうシミュレーションにこそ数式やスパコンを使ってほしいわ
「広く薄くやっても効果ない」って言ってよ
易学者のみなさん。

あ、それから、日本は戦争をしてはいけません。
ディープフリーザー事件や、ワクチン配送のごたごたを見れば明らかです。
負けます、兵站で。

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