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2021年2月14日日曜日

走ることについて:朝ラン

2017年から生活の中にランニングを入れられるようになりました。
継続できるようになったきっかけが3つあります。

・朝ラン
・月200km目標
・身体がどう変化するかに注目してみる

今回は「朝ラン」について書きます。これは、走る時間についてのお話です。

私に走る習慣がなかったとき、たまに走るのはもっぱら「気が向いとき」でした。いまから思えば、これでは継続できるワケないですよね。
私は、夜走るぞーって決めたとしても、続けることはできませんでした。仕事の帰りが遅くなるとか、飲み会とか、夜だと家族の時間が削られるとか、そんなこんなで尻すぼみになっていきました。私にとって夜は現実的ではなかったのです。

1日の中で、いまの生活なら、いつ走ると良いのだろうか。
それを探ってみた結果、たどり着いた答えが「朝」でした。
朝、4:30に起きて、走る。

走るのは、近くの公園です。
最初は走る道があるかどうかも知らなかったし、道の明るさや、人通りの具合も分かりませんでした。でも子どもを連れて遊びにいくと、走っている人を見る。だから真似してみた、ということです。

4:30に起きて走り、6:00ごろ帰宅して、シャワー浴びたら、家族が起きてきます。
時間を朝にしたのは、この時間なら、仕事にも家庭にも影響が少なくすることができると分かったからです。これなら平日でも土日でも、仕事やお出かけに支障が出ませんでした。自分が走れる距離や時間は手探りでしたが、とりあえず起きて走ってみよう、これは実験だ、と思っていました。

朝早いですから、その分、早く寝ます。
朝走るつもりなら、前日の夜はお酒を飲みません。走り始めて4年経ちますが、この4年間で分かったのは、前夜に1滴でもお酒を飲むと次の日の朝は起きられない、走る気を無くす、ということです(何度も失敗しました)。
起きられないことが分かったので、お酒を飲む頻度が減りました。私はいまでもお酒が大好きですが、飲む頻度が減ってもイヤではありません。自分が本当に好きなのは、お酒を飲むこと、ではなく、美味しいお酒そのものだ、ということが分かったからです。
お酒を飲まなくても、100%起きられるわけではなく、二度寝してしまうことは今でもありますが…。

このように、私にとって朝は、ランニングを継続する最適な時間だった、ということが分かりました。ほかにも朝にして良かったことがあります。
朝、一仕事終えた感じになって、ちょっと大袈裟に言えば「1日の残りは余生」くらいに思えるということです。日中の仕事は「余生の時間」の出来事なので、気分に余裕が生まれます。

また朝ランは、トレーニングというよりは「お稽古」だと思っています。花道や茶道の「お稽古」です。淡々と手足を動かし、息を吸う、息を吐く。それだけを考えます。ゼーハーゼーハー走るのではなく、トレーニングでも練習でもなく、走る動作の「お稽古」です。だから苦しくありません。「苦しまずに走ることができる」ということも、朝にして初めて知りました。

以上、朝ランのススメ、でした。

あ、ちなみに、私は、朝方ではありません。

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