現在の「医療のひっ迫」や「介護施設の混乱」
ひいての「医療崩壊」は、「そのように作られた結果」です
「そうなるように作られた医療崩壊」です(捏造という意味ではありません)
医療崩壊に至るように運営された結果であって
単に「患者が増えたから」ではありません
コロナのベッドは埋まっていますが、病院のベッドがすべて埋まっているワケじゃない
患者が病院に押しかけているワケでもない
それでもコロナの入院先を確保したり、退院して施設に戻ったりすることができない
これは「忌避感情を生み出すような感染対策をして、忌避感情をそのまま残した結果」です
病院も、施設も、会社も、みんな嫌がったままだからです
「引き受け手」がいないのです
そりゃあ、コロナのような疾患は、コロナしかありませんよ
ただし、インフルのような疾患も、インフルしかありません
「コロナとインフルは全然ちがう」なんて語気を強めて言うようなことではない
いつまでも"新しいコロナ"なんて言ってないで
「あまたある疾患の1つ」として受け入れる時期です
「丸腰で受け止めるとエライことになる」なんて煽っていないで、受け入れる議論をしてほしい
コロナが明日にでも消えると思っている?
たしかに、いつかは消えるかもしれません
でもそれはいつ?
コロナは、一昨年からある疾患の1つです
肺炎を見て、検査して、コロナだったら
「あぁ、コロナね」
と言えばいい
そうやって引き受ける疾患です
夢じゃない
"すでに"疾患として"ある"のです
「withコロナ」って流行語だと思ってます?
空気じゃない、現実ですよ
高齢者施設で流行すれば、もちろん死者は出ます
コロナがない時期には起こらなかったことが起きます
職員はコロナに感染するでしょう
それが「流行る」疾患の常です
インフルでも人は死ぬ
ヒトメタニューモでも、デング熱でも、マラリアでも、死ぬ人は死ぬ
コロナでも人は死ぬ
そういうものです
ICUセッティングでは、コロナなんかよりも、多剤耐性菌たちのほうが、よほど恐く、どうしようもなく、現時点でも「流行って」いて、職員だって「持ち帰って」います
高齢者施設でも同じです
もちろん感染対策は大事です
インフルや麻疹を防ぐのと同じように、コロナも一般的な対策が必要です
必要なのは「一般的な対策」であって「100%防ぐ対策」ではありません
いまの「医療崩壊を作ってしまう対応」を続けては
コロナ以上の圧倒的な「コロナ関連死」をますます作り続けてしまいます
それこそ「コロナ関連死をこのまま丸腰で受け止める」つもりでしょうか
誰も言わないので言いますが
コロナ死を「受容する」時期が来ています
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