東京ではこの2日間、連続で40人以上の陽性者が出ているが、忘れないために指摘しておきたい。
いま陽性が判明した人が感染したであろう時期は、ほとんどの人が
「3/22のK-1よりも前」であり、
「3連休よりも前」であり、
「3/19の専門家会議よりも前」である。
つまり、ここ2日間の患者の増加と、「K-1」や、「気の緩み」には、関係がない。
ここで、解禁した人をバッシングすることは意味がないし、自粛した人が「正しい」ワケではない(なにが正しいかなんて、誰にも決められない)。
それ以上に、「解禁派」と「自粛派」の二項対立にして、社会を分断してしまうことには、もっと意味がない。
陽性者も死亡者も、まだ増えることは確実です。
だから、どこまでいってもまず必要なのは、冷静な議論です。
大曲先生は3/19の会見で「首都圏の医療機関はまだ持ちこたえている」とおっしゃっていたが、そのときの患者数のほぼ倍になっている。
これでは、愛知と同じく首都圏でも、リソースが厳しくなるのは時間の問題でしょう(キャパは分かりませんが)。
そんなリソースの枯渇まで含めて、まず必要なことは、どんな状況になっても冷静な議論。
そんな議論が、できなくなりつつあることが、怖い。
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