↑
ほれみろ、大騒ぎだ。
これ、言う必要ある?(「変異株のクラスターが浜松市の児童会で出た」ということ自体を。)
地名にはもはや何の価値もない。
公表は国がやれ、国が。
自治体にやらすな。
この「変異株ハンティングを自治体に丸投げする」という愚策で
我々が直面することを以下に羅列する。
1.市には「学校名を公表しろ」という電話が必ず来る、たくさん来る
2.公表しなくても地元ではバレている
3.イベントや塾では「〇〇学校の子は来ないで」って平気で言われる
4.市長や議員や医師会からも「もっと調査しろ、ずっと調査しろ」と文句が来る
5.児童が陽性で、これ本当に入院させるの?たかがサーベイランスなのに?
6.入院させる病院の確保や、交渉は、誰がやってくれるんです?
7.周辺自治体にも「変異株の検査はしてるんですか?変異株はもう出てるんじゃないんですか?何を隠してるんですか!」って電話が来る。
8.周辺自治体の市長や議員や医師会も「うちも調査しろ」って騒ぎ始める
9.こうやって、公衆衛生が培ってきた集団としての成熟度が、1つ1つ棄損されていく
まさか、これらは「ただ通り過ぎる現象」だと思ってる?
「仕方がない、必要悪」だと思ってる?
「変異株の脅威と比べたら、末端の者が処理する戯言」だと思っている?
この1~9の1つ1つがもたらす結果は、とてもとても重いんです。
変異株の脅威どころの騒ぎではない。
「見たいものを見て、聞きたいものを聞く」のは
感染症専門家も、危機管理専門家も、疫学専門家も、同じですね。
言うときますけど
現行の変異株への対応がもたらす感染予防効果は、再現性がありませんが
1~9の反応は、再現性がありますからね。
専門家が、寄ってたかってここまで壊してしまいました。
もう修復できません。
0 件のコメント:
コメントを投稿