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2011年5月20日金曜日

ベッド上の顔と、立位の顔

これは伊吹や長浜でも思ったことなんやけれど、改めて驚いたので書いておこう。

病院で働いていると、仰向けになっている患者さんを見ることが多い。
救急車で運ばれてきた患者さん、入院している患者さん、手術台の上の患者さん。
初対面で会う患者さんの顔が、どうしても、上から見下ろす顔になってしまうことが多い。
そして、その顔を記憶する。

そうすると、患者さんが座ったとき、立ったときの顔が、
仰向けに寝ているときの顔とは、あまりに違うことに驚く。
回復して病棟を歩いている顔、ベッドの上で座れるようになったときの顔。

仰向けに寝ているときの顔と、座ったり立ったりしている時の顔と
両方を知っていれば違和感はないのだろうけれど、
普段、どんな顔をしているのか知らない身としては、坐位・立位の顔を見ると、
ハッとさせられる。

この人の、本当の顔は、こういう顔をしているんだな。
仰向けになっているときの顔とは、元気さが全然違うな、と。

まったく別人になる。
だから、仰向けの顔を記憶していると、私は今まで一体なにを見ていたんだろう?という思いがある。

回復したら、ぜひ、起き上がった普段の顔を見ることを心がけたい。

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